微弱や逆子の原因!過短臍帯とは?あなたにも起こるかもしれないへその緒のリスク!

クソメガネブロガー@まゆ(@kusomegane_mayu

 

あなたは”過短臍帯”という言葉を聞いたことはありますか?
 



過短臍帯(かたんさいたい)とは、短いへその緒のことを言います。
 
私がこの過短臍帯を知ることになったのは二人目を出産した後のこと。分娩台の上で先生が説明してくださいました。
 

「今回の逆子と約11時間の微弱陣痛だった原因は過短臍帯である」と。
 

そのときはよくわからなくて「へぇ~」って聞いてたんですが(失礼
 
後日、自分で調べてみると意外と知らないことが多くて驚きました。

 

そしてこれは妊婦さんなら誰しも起こりうることですので、ぜひ知っておいてほしいと思い、私の体験談と共にまとめてみました。




へその緒の役割とは?


へその緒とは、お腹の中にいる赤ちゃんとお母さんを繋ぐ器官
 

赤ちゃんは自分でご飯など食べられませんので、へその緒を使ってお母さんの体から栄養や酸素をもらっています。
 

・・・って、これは妊婦さんならご存知ですよね。

 

ちなみに、よく勘違いされている方もいらっしゃいますが、へその緒というものは赤ちゃんのおへそとお母さんのおへそで繋がっているんじゃないんですよ?(・∀・)
 

赤ちゃんのおへそとお母さんの胎盤で繋がっています。
 

赤ちゃんはお腹の中でいらなくなった老廃物をお母さんに、お母さんは栄養や酸素を赤ちゃんに送りあって繋がっているのです。
 

そして、へその緒が作られる時期っていつか知ってますか?
 
私は全く知らなかったんですが、へその緒が作られるのはなんと

 

着床時!!

 

妊娠発覚する頃にはもう作られ始めているわけなんですねぇ。
 
そしてそのへその緒は、赤ちゃんの成長と共に長くなっていきますが、妊娠35週ごろから成長はスローダウンするのです。
 
発達はゆっくりになりますが、へその緒は赤ちゃんが生まれるまでしっかり活躍してくれています。
 

過短臍帯とは?


読んで字のごとく臍帯(さいたい)=へその緒ですので、短いへその緒という意味です。
 

通常のへその緒の長さは50㎝~60㎝(新聞の縦の長さくらい)で、過短臍帯は30㎝~25㎝以下のものを呼びます。
 
分娩後に、わざわざへその緒を測ることはしないようですが、私の担当医であった経験豊富なベテラン先生ともなれば見ただけで長い短いはわかるんだとか。
 

考えられる原因

実はこれ原因不明なんです。
 

胎盤もしくは、へその緒の発育が原因なのか・・・。
 

しかし、着床時(妊娠が発覚する頃)にはもうへその緒は作られ初めているわけです。
 

もしその段階で異常が出てくるのであれば、妊娠初期が1番大事な時期と言われている理由もわかりますね。
 

妊娠初期は赤ちゃんの色んな臓器が作られ始める時期なので、ママである母体が無理をしないことが1番ではないでしょうか。

 

そしてもう1つ考えられるのは、赤ちゃんの胎動。よく動く子はへその緒が長く、動かない子はへその緒が短い可能性があるとの説もあるのです。
 

補足
羊水過少症を元に胎動が原因ではないかと述べています。羊水が少なく赤ちゃんがお腹の中で動くスペースがないため、胎動が少なくへその緒の成長が遅れるのでは、ということです。
 

先ほども書きましたが、妊娠35週ごろからへその緒の成長は鈍化します。
 

言い方を変えれば妊娠35週ごろまでは成長しているということ。胎動が関係していることも十分考えられますよね。
 
実は私、次女のときはあまり胎動を感じなかったのです。
 

長女のときは飛び出てきそうなくらい激しい胎動でしたが、それに比べて次女は「大丈夫かな?」と思うくらい大人しかった。
 

まぁしかし、ゴロゴロせず自分が動き回っていたので胎動に気づかなかっただけなのかもしれません。
 

注意
あくまでも推測です。何度も言いますが明確な原因は不明です。

検診でわかるの?

エコー検診でわかる場合もあるようですが、多くの場合は産まれてみなければわからないことがほとんどです。

 

そして過短臍帯がわかったとしても「じゃぁ長くしましょう!」なんて当然、出来ないのでどうしようもありません。
 

ただ、分娩時に起こりうるリスクに備えることができます。
 

しかしそれも病院側がきちんと対策してくれますので、貴方はただ赤ちゃんのことを考えて呼吸法とテニスボールでお産のイメトレしてれば大丈夫ですよ!りらっくす!
 

うまくテニスボールを使って出産できた話はこちら
【経産婦】稽留流産を乗り越え妊娠。11時間の微弱陣痛で吸引分娩になった話!  

それと私は、実際に検診で「へその緒が短い」なんて1度も言われませんでした。
 

毎回検診で確認するのは”へその緒が首に巻き付いていないかどうか”だけです。
 
 
過短臍帯がわかったのはやっぱり産んだ後でしたし、過短臍帯という言葉を聞いたのも分娩台の上が初めてでした。
 

それくらい見つけることは難しいということです。

過短臍帯で起こりうること


へその緒が短いことで、起こる可能性があることをまとめました。
 

臍帯断裂

臍帯断裂(さいたいだんれつ)とは、へその緒が切れてしまうこと。赤ちゃんにとってへその緒は命綱ですので、へその緒が切れて大量出血した場合には赤ちゃんの命が危ないです。
 

常位胎盤早期剥離

常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)とは通常、胎盤は赤ちゃんが出てきたあとに第三分娩として外に出てきます。しかしへその緒が短いと、赤ちゃんが下りてくることによって、へその緒が胎盤を引っ張ってしまい胎盤が剥がれてしまうことがあるのです。胎盤が剥がれてしまうと子宮内で出血し母子共に危険となる可能性も。
 

子宮内反症

子宮内反症(しきゅうないはんしょう)とは、説明が難しいんですが・・・
へその緒=胎盤=子宮と繋がっていますよね。
これをイメージしやすいように
紐=靴下のつま先=足に置き換えましょう。
(自分が靴下を履いてる状態でつま先に紐をくっつけたと考えてね)
 

引っ張って靴下脱いだとき、靴下の足を入れる方がクルンと裏返ることがある。これを子宮に置き換えたらかなりまずいですよね。激痛を伴う大量出血です。
 

低酸素血症

低酸素血症(ていさんそけっしょう)とは、へその緒が引っ張られることで血の流れが悪くなり、赤ちゃんに十分な酸素がいかず、低酸素血症が起こる可能性があります。赤ちゃんの心拍も落ちてくるので早急に出してあげないといけません。
 

逆子(骨盤位)

へその緒が短いと赤ちゃんがお腹の中で動き回れなくなるので逆子になることがあります。私の場合はこれが原因で逆子でした。しかし逆子体操を行ったので35週目には通常位(頭位)に戻ってました!逆子になっても戻る場合が多いです。
 

微弱陣痛(遷延分娩)

へその緒が短いので赤ちゃんがなかなか下りてくることができず、微弱陣痛(弱い痛み)が続きます。なかなかお産が進まないことを遷延分娩といいますが、あまりに時間がかかってしまうと促進剤を使ってお産を進めたり、帝王切開になったり分娩方法が変わることもあります。
 

補足
遷延分娩(せんえんぶんべん)とは、初産婦で30時間以上、経産婦で15時間以上になること。
 

私の場合は11時間の微弱陣痛で、最後は吸引分娩となりました。
 

分娩時間は12時間57分
ぎりぎり遷延分娩にはならないですね(笑)
 

第1子の出産体験記はこちら
予定日超過でグリグリ!陣痛が痛すぎて暴れまくった私の初産体験記  

で、この記事読んでもらうとわかるんですが、私は分娩台の上で「吸引してください!」と先生にお願いしたんです。
 

そして先生がすぐ吸引分娩してくださったのは、少しこの過短臍帯かなと思ったからだそう。
 

やっぱり吸引分娩にしてよかったね、と話してくださいました。
 

私はただ単にもういきめなかっただけですけどね!←
 

過長臍帯もある


短いへその緒もあるので、長いへその緒もあります。
 

過長臍帯(かちょうさいたい)は、70㎝以上のもの。長いもので3m(アパートの2階くらいの高さ)のへその緒があったとか。
 

そしてどちらかというと過長臍帯の方が危険です。
 

へその緒が長くなるということは、赤ちゃんと胎盤との距離が遠くなってしまう訳です。
 

赤ちゃんは遠い胎盤に向かって血液を送らないといけなくなりますのでその分、心臓へ負荷がかかってしまうことになります。
 

過長臍帯で起こりうること


へその緒が長いことで、起こる可能性があるリスクです。
 

臍帯巻絡

臍帯巻絡(さいたいけんらく)とは赤ちゃんの体にへその緒が巻き付いてしまうこと。1周巻き付くことならたまに聞く話でもありますが、2周、3周と増えるごとに赤ちゃんの命が危険になります。
 

臍帯過捻転

臍帯過捻転(さいたかねんてん)とは、へその緒がねじれすぎてしまうこと。ねじれすぎると血液や酸素が届かなくなってしまうので危険です。
 

補足
逆にへその緒が全くねじれてないことを臍帯捻転不足(さいたいねんてんふそく)と言い、通常のへその緒よりも強度がなく、折れ曲がって突然流血することも。
 

臍帯脱出

臍帯脱出(さいたいだっしゅつ)とは、分娩時に赤ちゃんより先にへその緒が外へ出てきてしまうことです。通常は赤ちゃん→へその緒→胎盤と出てくるので、これはかなりまずい状態です。一刻も早く赤ちゃんを取り出さないと行けないので緊急帝王切開になります。




その他へその緒のトラブル一覧

ついでにその他のへその緒トラブルを簡単にまとめてみました。
 

辺縁付着へんえんふちゃく へその緒が胎盤のぎりぎり端っこから生えていること
卵膜付着らんまくふちゃく 胎盤から完全にズレて周りの卵膜から生えていること
単一臍帯動脈たんいつさいたいどうみゃく 通常2本ある臍帯動脈が1本しかない状態のこと
臍帯真結節さいたいしんけっせつ へその緒が絡まって出来た結び目のこと

まとめ

  • へその緒の異常は見つけにくい
  • 発見できても対処は出来ない
  • 短くなる原因は、未だ不明

 

すみません、少し不安にさせてしまいましたね。ごめんなさい。
 

しかしへその緒とは、赤ちゃんとママを繋ぐ大事な器官です。大事な器官だからこそ知っておいてほしいのです。
 

赤ちゃんにとって、まさに命綱。
トラブルがないことを祈るばかりです。
 

 

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